234922021/02/20 22:07
その他のブラウザ
プレイ時間 0分
物語
難易度、手ごたえ、プレイ感
新作があそびたい
開始早々フリーゲームの域を超えたハイクオリティ!!なOPが流れて驚かされました!物語が始まる前から冒険意欲をそそられますね・・・旅の道中も古時計や窓などオブジェクト一つ一つに調べた際の反応があるのに作り込みを感じました!タイトルにある通り「観光」しているような気分になって楽しくプレイしていけました。
おまけ部屋のエリックの説明にもあった通り、登場人物の死亡描写が無かったので凄く後味が良かったです!前作「守って勇者さま」のシリアス展開も悪くはなかったのですが、また周回する度にあの悲劇を繰り返すとなると少し気が引けると言いますか・・・そういった意味では本作の適度に緩いく、それでいて大切なことを教えてくれるストーリーは個人的に大満足でした。あとトラベルタが普通に娘想いの父親だったのが意外でした!てっきり初対面時、シードが仄めかしていたようになにか企んでいるのかとばかり疑ってたもので・・・人は外見だけで判断しちゃいけませんね
中でもルイの章が最も印象に残りました。以前ツイートされていた魔法樹のスクショがこのような形で本編に関わって来るとは・・・黒魔法に対して厳しく当たる風潮が、前作でも女はおとなしく、男は逞しくあるべきという偏見に悩まされるという世界観に通ずるものを感じました。やはりこうした登場人物が主人公一行との関りを経て葛藤を解決していく過程こそが、アレンさんのゲームの醍醐味ですね!
そしてスタッフロールにてまさかパインのあんな姿を拝められようとは!ジャンルにある通り「ビキニアーマーRPG」とは分かってはいるものの、あの衣装があの一枚絵だけに留めておくのは勿体ない程に可愛らしかったです。もし続編などありましたら章ごとにパインの衣装が変わる・・・なんてシステムに期待したいですね。前作に引き続き、アレンさんの作品に込められた熱意がこれでもか!と伝わってきた後味も良い素晴らしいゲームでした。